10日に行われた試合で、中国は0-0で迎えた59分にサウジアラビアにPKのチャンスを与えてしまう。この時、中国のゴールキーパー・王大雷(ワン・ダーレイ)はゴール裏のボールボーイを務めていた12歳のスティーブン・ホワイト君に「左に飛んだ方がいいか、右に飛んだ方がいいか」と尋ねた。ホワイト君はこの質問に「左」と答えた。王はその助言通り左へ飛び、見事にPKを止めた。中国はその後、決勝ゴールを決めて1-0で勝利した。
自身も少年サッカークラブでゴールキーパーを務めているホワイト君は、「王選手が自分の意見を信じてくれて感謝している」と語った。12日には、中国代表の練習場に姿を見せたホワイト君が王に自身の写真とカンガルーのぬいぐるみをプレゼント。王はユニフォームにサインを入れてホワイト君に贈った。ホワイト君の母親は「息子はゴール裏で試合を真剣に見ていたから、サウジアラビアの選手がどちらに蹴るのかわかったんだと思うわ。息子は今回のアジアカップできっと中国を応援するわ」と語っている。
このニュースに、中国版ツイッターには多数のコメントが寄せられた。以下はその一部。
「いいぞ!次も頼む」
「彼は中国人全員の友人だ」
「彼に感謝しないとな」
「ボールボーイと王大雷、よくやった!」
「ボールボーイ君はきっと優秀なプロ選手になるよ!」
「中国とオーストラリアが当ったら、どっちを応援するかな?」
「男の子は中国人記者が山ほど押しかけてビックリしただろう」
「そんなラッキーはいつまでも続かない」
「中国は優勝でもしたのか?1試合勝ったくらいで騒ぐな」
「逆に飛んでたらどうなってたかな?」
http://www.recordchina.co.jp/a100662.html
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