2014年10月2日、鳳凰体育によると、仁川アジア大会のボクシング女子の表彰式で騒動を起こしたインド選手に対して、韓国から「われわれだって不公平な裁定を受けたことがある!」との声が上がっている。
9月30日に行われた女子ライト級準決勝で、インドのサリタ・デビは地元韓国のパク・ジンアと対戦。試合はデビがやや優勢のようにも見えたが、判定は0-3でパク・ジンアの勝利。1日の表彰式で、判定に納得がいかないダビは、銅メダルを首にかけられるのを拒否。その後、銀メダルを獲得したパクの首に銅メダルをかけ、「この銅メダルはあなたと韓国のもの」と述べたという。
この騒動について、韓国・Nocutnewsは「韓国選手も同じく不公平な判定を下されたことがある」と報道。例として、2012年のロンドン五輪フェンシング女子エペ個人の準決勝で起きた「魔の1秒」問題を挙げた。この試合で韓国のシン・アラムは最後の1秒で決勝点を取られ、敗退した。しかし、この1秒間に相手のハイデマンが3度も攻撃していることから、「時間測定の仕方がおかしい」と猛抗議。再判定を求めたが、受け入れられなかった。報道は、この2つのケースはよく似ており、選手の心情も同じだろうと報じている。
一方で、韓国のネットユーザーからは、今回のインド選手の行為についてさまざまな声が上がっている。「インドの選手はメダルも受け取らないなんてひどすぎるんじゃないか」や、「パク・ジンアも被害者。彼女の傷はどうするんだ?」とする意見もあった。また、「ソチ五輪で“疑惑の判定”により金メダルを逃したフィギュアスケートのキム・ヨナが表彰式で礼儀正しかった」ことを引き合いに出し、「例え誤審があったとしても、あんなことをする人(インド選手)は優秀な選手にはなれない。キム・ヨナの態度は、私たちに好感を与えた」とする意見もみられた。
キム・ヨナは銀でも礼儀正しかった! 韓国ネット「銅メダル拒否のインド選手は、絶対に優秀な選手にはなれない」
http://www.recordchina.co.jp/a95123.html
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