一方、中国のあるインターネット・ユーザーが最近、Q&Aサイトで「あなたは日本文化のどんな部分から影響を受けた?」との質問を投げかけた。これに対してあるユーザーが返した答えは、日本の「清廉潔白さ」に関するもので、以下のような内容だった。
当時、私が所属する組織は日本のある会社から大金を払って大口の物資を買い付けた。うちの組織の庁・局級のお偉方が自ら日本に行き、私も同行した。カルチャーショックはうちのお偉方が飛行機を降りた瞬間に始まった。
日本の会社は公用車を持たない。うちのお偉方を迎えるために、その日本企業は大きなワンボックスカーを借りていた。私たちが乗るには十分なサイズだった。
しかしうちのお偉方は空港から出てその車を見た時、「アウディが見当たらない」と辺りを見回した。それでもその車に乗ったが、明らかに不満顔だ。そして外の景色を見て、中国側の同行者に「日本人は車にこだわらないんだな。いい車が走っていない。中国の方が多いぐらいだ」と言った。私たちは「そうですね!」と慌てて相づちを打った。確かに、日本の道路を走っているのは小さな車ばかりだ。一方、うちのお偉方は中国でアウディのA6とトヨタのプラドに乗っている。
次の日、私たちは大阪から東京に新幹線に乗って移動した。計画の段階でお偉方は電車に乗ることに不満を示したが、新幹線のグリーン車に乗ると、まんざらでもない様子だった。
お昼になって、日本側の同行者が手元から2つの弁当を取り出した。これがランチだと言う。うちのお偉方はいぶかしげな表情をした。このきれいな箱がお昼ご飯だとは、理解できない様子だった。日本好きなら知っているが、これはあの有名な駅弁だ。しかし50代のお偉方には、こんな冷たい飯は食べ慣れず、結局手を付けなかった。中国での接待ではあり得ないことだ。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/395920/
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