2014年9月11日、朝鮮日報によると、ソウル・鐘閣にある憲法裁判所(以下、憲法裁)が、庁舎5階に保管してある蔵書の重さに耐えきれず、2年以内に崩壊するかもしれないと指摘する声があがった。
憲法裁は1988年9月に開設、当初は「法院(裁判所)があるのに、あえて憲法裁を設ける理由があるのか」という問題が提起されるなど、その地位は低かったという。93年に完成した現庁舎には5階に図書館が設けられており、蔵書数の目標・30万冊に向け毎年5000冊ほど購入してきたが、現在の蔵書数は11万2000冊と、保管が可能な蔵書数の12万2400冊に迫っている。このペースだと2年以内に保存可能数を上回ることになってしまう。これに対し、憲法裁は「まずは緊急措置として蔵書の一部を地下に移し、図書館の移転や庁舎の増築のための予算を申請し、企画財政部で審議している」と述べている。
これを受け、韓国のネットユーザーは批判コメントを多数寄せている。
「重さで崩壊?職務怠慢じゃなくて?」
「憲法裁が仕事をまともにしないから、天が罰を与えおのずと崩れるようにしたんだ」
「どうか崩壊しますように。税金の無駄遣い」
「うれしい知らせだ。現在の存続理由が自由民主主義・大韓民国のためではないのなら、一日も早く崩壊すべきだ。憲法裁には何度失望させられたことか」
「憲法裁はすることもないのに、なぜ意味もないことをするんだ?廃止して、その予算を国防費にあてるべきだ」
「憲法裁は裁判を怠けてもよいのか?統合進歩党に対する政党解散審判(2014年1月~)はダラダラ長引いているし、その間に流出する国庫は誰が補償してくれるの?」
「閲覧回数の少ない本や保存価値の小さい本は、スキャンしてファイル保存したらスペースも確保できるし便利じゃない?どうか新築するとか予算の浪費だけはやめてくれ」
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