2014年9月9日、米アップル社が新型スマートフォン「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」、腕時計型端末「Apple Watch」の発表会を開いたが、その裏でとんでもない事態が発生していた。
アップルの発表会の最大の焦点は、「iPhone 6」でも「Apple Watch」でもなく、「まれに見るミス」だった。アップルの公式ウェブサイトは発表会の模様をネットで生中継したのだが、なんと世界に向けて配信した映像に中国語の同時通訳音声が付いていたのだ。本来であれば、IPアドレスを識別し中国のユーザーだけに対して行われるべきサービスだったが、どの環境で間違いが発生したのか、世界中のアップルファンに中国語を聞かせることになってしまった。その上、同時通訳の女性の声が大きく、現場の英語の発言がまったく聞き取れなかった。アップルはこれほどまでに「中国市場を重視する姿勢」を見せたが、皮肉なことに中国は「iPhone 6」の最初の発売地域のリストから漏れている。
世界中のアップルファンは、ツイッターで以下のようなコメントをつぶやいている。
「あれ?クックが話す時、中国語が聞こえるのは私だけ?」
「アップルの生放送が中国語なんだけど…」
「おいおい、どうして中国語の通訳音声が付いているんだ?」
「いったい何が起こっているの?」
「何度やり直しても、中国語の同時通訳が消えない」
「なんてこった!また中国語の授業が始まったぞ」
「おれは中国語がわかるから、君らと違って何の問題もないぜ」
「中国人から『どうして世界中からアップルの生中継に批判が集まっているの?』って疑問が出ているぞ」
「中国語が消えた。やっと悪夢の時間が終わったよ」
「これは歴史的な瞬間だ。中継が始まってから27分後にようやく高品質で中国語が聞こえない放送を見ることができた」
「どうやら、中国語を勉強しなきゃいけないようだな」
「ネット中継を通して全世界に中国語を教える。これこそ野心に満ちたアップルのSNS戦略だ」
「中国人ハッカーの仕業に違いない」
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