2014年9月3日、世界経済フォーラム(WEF)の2014年国家競争力評価の結果、韓国は144カ国中26位となり、前年に比べ1ランク下がり、2010年以来、最低となったことが明らかとなった。
WEFは企業の最高経営責任者(CEO)を対象としたアンケート調査と統計を合わせて国家競争力順位を付けている。
韓国は、「基本要因」(20位)では、前年と同じだったが、「効率向上」(23→25位)と「革新と成熟度」(20→22位)は順位が下がった。「マクロ経済」(9→7位)、「市場規模」(12→11位)、「金融市場の成熟度」(81→80位)など3つの部門は順位が上昇したが、「保健および初等教育」(18→27位)、「労働市場の効率性」(78→86位)など7つの部門で順位が下がった。
政府関係者は、「今後の経済革新3カ年計画、規制改革、異常個所の正常化などを強力に推進して国家競争力を高め、国民が体感する成果を創出するように努力する」としている。
このような現状に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。
「雇用なき成長と負の二極化のおかげだね」
「今回の政権は失敗だね」
「労働時間は世界で1、2位なのに、生産性は86位?何が問題なの?情けない大韓民国」
「国の危機がもう一度来ないといけないようだ。危機が来たら、気を引き締めて生活できるだろう」
「朴大統領のおかげで、失われた10年じゃなくて、退化する10年になっちゃったね」
「ついに李明博(イ・ミョンバク)政権の5年間の業績が現れ始めたね」
「26位でも高すぎる順位だ」
「国民が一つにならないといけないのに、いつも争っている姿を見るとため息だけが出てくる。分裂する国は、絶対に立ち上がれない」
「セヌリ党が民主主義よりも重要視した経済発展、その結果がこれですね。よく分りました」
「成長中心政策に誘導しようと、餌を撒くメディア戦略の一つが国家競争力に関連する報道だ。しかし、この報道はセヌリ党が無能だということだけを証明しているじゃないか?」
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