日本の失われた２０年のような・・と朴大統領が“労・使・政”の協調訴え、韓国ネットは「浮ついたことしか言わない」「庶民は暮らしづらくなった」

複数の韓国メディアによると、朴槿恵（パク・クネ）大統領は１日、キム・デファン労使政委員長やキム・ドンマン韓国労働組合総連盟委員長、パク・ヨンアン大韓商工会議所会長ら、労・使・政の代表が集まった懇談会の中で、「我々が日本の失われた２０年のような愚を犯さないためには、労・使・政が知恵を合わせなければならない」と、経済の停滞を脱するための協調を呼びかけた。

朴大統領は「今がまさにゴールデンタイム」「労使の葛藤、労働市場の非効率が早急に改善されなければ、企業も勤労者も国民も敗者になってしまう」と景気に対する危機感を訴えたうえで、日本の“失われた２０年”を引き合いに出し、国民の団結を呼びかけた。さらに、「過去、労・使・政の大妥協によって通貨危機を克服した経験がある」と強調、「韓国に革命をもたらす」ような“大妥協”案を策定するよう求めた。

このニュースに対し、韓国人ネットユーザーからは様々な意見が寄せられているが、その多くは大統領に冷ややかだ。主なコメントを紹介しよう。

「パク・クネは全財産を還元すると発言し大統領に当選したが、大統領引継委員会の頃は多忙を理由にしていた。早く財産を還元しろ」

「あの方は自分が何を言っているのか、全然わかっていない。大企業の横暴を止めると言いつつむしろ放置して酷くなっているし、聞き心地のいい言葉も大統領自身の頭に入っていないので下部機関さえ管理できず。これはレームダックじゃなく、ただの馬鹿が大統領のイスに座っているだけ」

「幽体離脱… 実行策の無い正論は実に空虚だ」

「口だけ…口だけ…口だけ…手帳見ながら言うだけ…（笑）」

「私知らない、あんた達が決めて、仲裁役なんて私には関係ない、ということか」

「さかんに国民生活を訴えるが、何が国民生活で何が財閥のためなのか、わからない。ただ言えるのは、イ・ミョンバクとパク・クネの７年間、大企業はブタみたいにぶくぶく太り、庶民は暮らしづらくなったってこと」

「国民数百名が生死の境にいる中、あなたは共生の道を探っていたのか。誰のためにあなたが存在しているのか聞いてみたいです」

「経済を助けて安全には気を配らない？あの調子だとセウォル号のような事件がまた起こるぞ」

「会社勤めで月給貰いながら働かなきゃ、わからんさ。毎日口先だけの政治。通用するとでも？」

「この人は浮ついたことしか言わないな。具体的な計画や青写真もなく、言い繕っておしまい？」

「タク（鶏）・クネは内容も知らず渡された原稿を読み上げるだけだから、言葉に重心がない…」

「ケンカを仲裁して『仲良くしてね』とお題目を唱えるだけ」


日本の失われた２０年のような・・と朴大統領が“労・使・政”の協調訴え、韓国ネットは「浮ついたことしか言わない」「庶民は暮らしづらくなった」