庁舎は5階建ての石造りだが、5階に設置された図書館の蔵書数が11万2000冊と、設計上の限界の12万2400冊に近づいているためだ。憲法裁判所はなぜか限界の2倍以上の蔵書30万冊を目標に年間5000冊を購入してきたという。このペースでいくと2年以内に限界を超える。さらに、設計上の積載可能荷重は1平方メートル当たり750キロなのだが、民間の建築事務所による構造計算では1平方メートル660キロでしかないことも判明。だとすれば限界はさらに低いことになる。
憲法裁判所では、とりあえず蔵書の一部を地下室に移すほか、図書館移転に向けた予算を申請しているという。
憲法裁判所は、1988年9月に開設されたが、当時から普通の裁判所から独立して設ける意義が疑問視されていた。当初は高校の旧校舎を臨時庁舎としていたが、93年に現在の建物に移転したという。
このニュースに対し、韓国のネットユーザーからは多くの批判が寄せられている。その一部を紹介しよう。
「顔色うかがうだけの憲法裁判所をなくして大法院(最高裁)だけ存続させよう」
「表向きは建物の崩壊としているが、実際の内容は憲法裁判所が従北政党に対する憲法裁判を後回しにしながら国庫を減らすなど職務を放棄しており、憲法裁判所が閉鎖されるかも知れないという国民への警告と受け止めるべき」
「キム・デジュン、ノ・ムヒョンら左派政権の10年間に勢力を伸ばした全教組の教え子が成長して今や社会の各分野に進出し、検事や判事にまでなっている。国の綱紀が乱れ国の原則まで崩れ、憲法裁判所も彼らのご機嫌をうかがっている」
「いっそ無くなればいい…建物の問題か?半世紀を超えるパク・チョンヒ政権の正当な憲法を、意のままに違憲と判決するクソ共…」
「世界のどこに憲法裁判所など?法官の食い扶持を増やしたに過ぎない」
「従北(勢力)に味方し、大法院(最高裁)との摩擦を生む憲法裁判所はこの際なくしてしまえ」
「不要な憲法裁判所。崩壊したとすれば、それは神様のおぼし召し」
「存在理由がないな~百害無益の国会と『民主社会を目指す弁護士会』に振り回される司法部も整理し、存在理由を失った憲法機関も閉鎖だ~」
「税金の使い道、他にあるだろ?図書館機能の一部を1階に移せよ。1階なら積載荷重関係ないから」
「重さ?!職務放棄じゃなく?」
「統合進歩党の解散審判をなぜ引き延ばそうとする?これまで統合進歩党に支出された血税は、誰が責任を?」
「存在価値も意味もない本を積み上げておくのは無意味」
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