2014年9月14日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の成人8人に1人が日常生活に困難を感じる程度のうつ病を経験したことがあることが分かった。しかし、医療機関などに積極的に相談したり、治療を受ける割合は10%にも満たない。
韓国疾病管理本部が14日に発表した報告書「韓国成人の抑うつ症状の経験」によると、2012年の国民健康栄養調査(全国3840世帯対象)の結果、19歳以上の成人の12.9%が「最近1年以内にうつ病を経験した」と答えた。この調査では、うつ病は連続2週間以上日常生活に支障があるほどの悲しみ・絶望を感じた場合とされている。
女性のうつ病の経験率(16.5%)は男性(9.1%)の1.8倍に達し、年齢別では70歳以上(17.9%)が最も多かった。続いて60代(15.1%)、50代(15.0%)、40代(12.9%)の順となり、年齢が上がるにつれ、うつ病を訴える人が増えた。
このような現状に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「女性のうつ病がひどい理由は、男性よりも概して経済的な能力が不足するからだと思う。手元にお金がなければ、うつ病にかかりやすくなる」
「この国で正常に生きること自体が難しい」
「成人の8人に1人がうつ病を経験しているなんて衝撃だし残念」
「金、金、金。原因はお金だ。韓国ではお金がなければ不幸で愛されていないと感じる」
「成人8人に1人がうつ病なんて本当に切ない。うつ病の症状を示す人が気軽に相談し治療を受けることができる社会になることを願っている」
「憂鬱な国で落ち込まないことの方が不思議だ」 「フェイスブックのような時間を無駄にするサービスをやめれば、うつ病の確率は低下すると思う。自分の人生を他人と比較すればするほど、うつ病の確率は上がる」
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