2014年9月14日、中国メディア・新浪によると、中国人女優「李香蘭」として戦前・戦中に人気を集めた山口淑子さんが7日午前10時42分、亡くなった。94歳だった。
歌手としても上海で発売された「夜来香」が大ヒットした。
終戦直後、「漢奸(祖国を裏切った中国人)」として中国で裁判にかけられたが、日本人であることが証明され国外追放処分となり、日本に帰国。「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれた川島芳子とも親交があった。
1974年に参議院議員へ転身。2005年には小泉純一郎首相(当時)の靖国神社参拝を批判するなどしていた。
中国版ツイッターには、彼女の事績を知らない若い世代に対し、盲目的な批判をたしなめる声が寄せられている。以下はその一部。
「『彼女はスパイにすぎない』などのコメントを書き込んでいる人は、彼女が『旧上海の7大女流歌手』と呼ばれたことを知っているのか? 彼女が小泉の靖国参拝を批判したことを知っているのか? 彼女が日中友好にどれほど貢献したか知っているのか? 日本人というだけで彼女の事績を否定するのは間違いだ」
「彼女の事績を知らない人は、関連書籍にもっと目を通すべきだ。罵るだけでは、無知をさらけ出すようなもの」
「彼女は日本人なのだからそもそも『漢奸』ではない。日本人が作り出した『文化侵略』の伝播者だ」
「李香蘭」山口淑子さん死去、「売国奴」として中国で起訴も無罪=中国ネットには盲目的批判たしなめる声も
http://www.recordchina.co.jp/a94228.html
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