2014年9月10日、韓国・ハンギョレ新聞によると、2012年10月に韓国の窃盗犯が対馬の神社・寺院から盗み出し、韓国内で押収された高麗・新羅時代の仏像2点について、最初に日本へ持ち出された経緯などを明らかにするための政府レベルの調査委員会が、早ければ10月中に設けられるという。
2体は、高麗時代(918~1392年)の浮石寺の金銅観音菩薩座像(※観音寺の長崎県指定有形文化財)と統一新羅時代(356~935年)の銅造如来立像(※対馬海神神社の日本国指定重要文化財)。韓国と日本の間で返還の議論が行われた文化遺産について、政府レベルの調査委員会が設けられるのは、1965年の日韓協定の文化財返還交渉、2010~11年の日本宮内庁所蔵の朝鮮王室儀軌の古文書の引き渡し交渉に続いて3度目となる。
このような現状に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。
「窃盗犯じゃなくて、英雄だよ」
「韓国のルパンだな」
「返したら、バカだよ」
「金に目が眩んで(当時)仏像を日本に売ったやつは極刑だな。売国奴だ」
「この文化財だけでなく、日本のやつらが占領時代に奪っていった文化財数を全部調査して文化財返還訴訟を起こしてくれ」
「また日本に持って行かれることがないように祈ってる」
「対馬はもともと韓国の土地だったわけだから、対馬返還訴訟も一緒にしよう」
「調査って、どんな調査?壬辰の乱や日本統治時代に持っていったんだから、明らかにするのは難しいだろう」
「日本は戦乱の中で盗んだ。韓国は21世紀に盗んだ」
「日本から仏像を盗んだ窃盗犯は罰を受けたのか?罰は受けないといけないように思うけど」
「仏像を盗んだことを正当だとしたら、私たちも盗人と同じ」
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