2014年9月18日、中国版ツイッターのある書き込みに注目が集まっている。
書き込みは、テレビ司会者などを務めた崔永元(ツイ・ヨンユエン)氏が以前、東京の書店街を訪れた際、中国の56の民族の歴史や文化が事細かに書かれた書籍がたくさん積まれているのを見て驚いたという話を紹介し、「日本人は私たちの歴史を有している。私たちには何があるのか」と問いかけている。
これについて、中国ネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。以下はその一部。
「そういう書物は日本では誰も見ないでしょ」
「中国が日本をまるごと有するようになればいい」
「われわれには抗日『憤青(※反日的な思想が強い若者)』がいる」
「私たちには『恨み』と『うぬぼれ』があるね」
「おれたちには日本の成人向け動画がある!」
「中国人には『貧富の差』がある」
「われわれには『五毛党』がいる」(※「五毛党」は中国共産党支配下の世論誘導などを行うサイバー部隊)
「手で日本兵を引き裂いてきた歴史かな」(※抗日ドラマに登場するシーン。荒唐無稽な内容で批判が噴出していることを皮肉っている)
「中国は自分たちの歴史を闇に葬ってきたからな」
「(中国は)文化をなくし、民族をなくし、自分をなくしている」
「こういう問題を自問する同胞がいることが救い」
「日本に感謝しなければ。もし彼らがいなければ、こうした書物は完全にこの世から消え去っていただろう」
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