韓国・朝鮮日報は20日、羽田空港が“アジアのハブ空港”を夢見ているとする記事を掲載した。記事は、成田空港との棲み分けのためにほぼ国内線専用だった時代の羽田空港を「『田舎の空港』扱いされていた」としたうえで、仁川空港の急成長が契機となって「『羽田は国内線、成田は国際線』という鉄壁のような規制を一気に押し崩した」と紹介。国際線利用者が、2009年の270万人から2013年には800万人に増え、今年は1200万人に達する見込みだと伝えた。
また、羽田の国際線ターミナルについては、大型の免税店が24時間営業をしていることや、安価で利便性の高い飲食店があること、韓国語や中国語の案内員が24時間体制で対応することや、空港内の各所に各国語でニュースを表示する電光掲示板があることなどをレポート。こうしたサービスの拡充を「北東アジアのハブ空港としての地位を目指す戦略」とする観光業者の指摘を伝えている。
このニュースに対し、韓国ネットユーザーは様々な意見を寄せている。主な意見を紹介しよう。
「外見より中身が大事。仁川空港は立派でカッコいいです。しかしあの規模の大きさが、利用客のためなのか見てくれを優先しているのか…動線が長いということは客が不便ということ」
「仁川空港建設当時、必死で反対した民主統合党や市民団体、学者たち…日本の空港に押されている現状が愉快で、さぞ酒も旨かろう??」
「羽田が田舎の空港?(記事の内容が)雑で傲慢ですね」
「仁川空港は危機意識を持って対処策を速やかに講じるべき」
「充分予想できた事態。CEOは政治家がいっとき天下りするポスト。職員たちは飯のタネ取られまいと民営化絶対反対…」
「一等はいつまでも一等ではないってこと。もっと努力しないと、その座を守れない」
「羽田はシェルターに入ったかのような安心感があるが、仁川に着くと巨大なアウトレットのような疲労感が」
「難攻不落の規制を打ち破るには、やはりショック療法が最高なのだろう」
「ダムに小さな穴があくと災害になる。安住した瞬間に崩れ落ちる」
「金浦空港を再活用しようとシャトル路線を就航させたから、羽田空港が復活した」
「羽田空港は2013年の乗客数が世界4位の空港。仁川空港はトップ5にも入らない」
「拡張された羽田空港は韓国最高の仁川空港より数倍小さいが、効率と生産性は何倍も上」
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/395936/
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