8日、サムスン電子が発表した年間決算報告によると、2014年の営業利益は24兆9400億ウォン(約2兆7260億円)で前年比32.21%減、売上高は205兆4800億ウォン(約22兆4600億円)で10.15%減となった。フランス・APF通信は、アップル社のiPhone6の発売や華為(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)、小米(シャオミ)など中国のスマホメーカーの勢いに押され、サムスン電子のスマートフォン事業が伸び悩み、低迷が続いていると指摘した。
業績不振はサムスン電子だけでなく、他の韓国企業も危機的状況であるという。韓国・中央日報によると、世界最先端の商品を扱う韓国企業524社のうち、284社(54.2%)の売上高が前年と比べ減少。世界ランキング1位の造船会社・現代重工も、創業以来、最大規模となる営業赤字になっている。世界的な経済低迷という原因以外に、韓国企業は技術競争力やウォン高などの難関を克服しなくてはならないと同紙は指摘する。
韓国の大企業に「サムスン式下り坂」、半数が業績低迷―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a100468.html
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